「地上に悲しみが尽きる日は無くても
 地上に憎しみが尽きる日は無くても
 それに優る笑顔が
 ひとつ多くあればいい」



なんとも敷居が高そうな曲名ですが、その実は現実を見据えた実直な
思い遣りの歌。

それでいて、上に引用したような一つの極致がサラッと登場したりする
ので油断がなりません。

確かに、世の中は苦しみをゼロにしたがるが、そこに無理や矛盾が生じる。
ひとつだけ楽しみが多い、そんな状況が一番自然な幸せである気がします。


 ALBUM 『10 WINGS』 1995.10.20 



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